2024.01.30

ASPIREプログラムとURAの支援:東工大の採択者情報と2024年度公募情報

 
先端国際共同研究推進事業(ASPIRE)
は、国際共同研究を通じて我が国と科学技術先進国・地域のトップ研究者同士を結び付け、我が国の研究コミュニティにおいて国際頭脳循環を加速することを目指すものです。本事業は2023年度より開始されました。

2023年12月には、2023年度の採択結果が発表され、東工大からは3名の研究者の事業が採択されました。
●雨宮 智宏 准教授(工学院)
「トポロジカル量子物性を利用した革新的光回路の実現」
●宗宮 健太郎 准教授(理学院)
「重力波天文学のための量子制御技」
●舟窪 浩 教授(物質理工学院)
「強誘電体ルネッサンス:ペロブスカイトを凌駕する「第四世代材料」で実現するカーボンニュートラル」

新たに始まったASPIREプログラムですが、研究者がこのプログラムを実施していくうえで共通の課題があることが見え隠れしています。たとえば、国際的ネットワークを強化し研究交流を推進するためのコーディネーターが不在であったり、研究活動やアウトリーチ活動などの情報を外部発信するところまで手が回らないことなどが具体的に挙げられています。研究戦略部門では、それらの課題の解決策を模索し、今後考えられる支援メニューについての検討を進めています。研究者が研究に専念しつつも、それに付随する様々な活動が効率的に展開されるような環境が整備されるように議論・調整を進めていく予定です。

ASPIRE 2024年度公募情報

2024年度の公募は、JST/AMEDからアラインメント公募(相手国選択)または共同公募(相手国指定)の形で公募されます。
2024年度ASPIRE公募情報(JST)はこちらからご覧ください。公募締切は4月16日です。
2024年度ASPIRE公募情報(JST)は公募予告が発信されております。公募開始情報にご注目ください。

なお、開始した公募は学内専用サイトSHIORIに掲載されますので注意事項等も含めてご確認いただけます。

また、ASPIRE事業の採択に向けて、ご希望に応じてURAが支援を実施いたします。
【支援の内容】
1.情報提供:採択者から学んだ情報、頭脳循環スキームアイディア集などを提供します。
2.申請書のリバイズ支援(1度):学内締切の5営業日毎(中4日)までのご依頼に対し、URAが申請書リバイズの可能 性のご提案をいたします。
3.面接練習設定:書類通過後すぐにお知らせいただくと、URAが模擬審査員を探し、面接練習日程をセットアップいたします。

ASPIREに関する関連情報、あるいは支援を希望される方は、是非、担当URAまでお声がけください。


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