2019.10.15

今村壮輔准教授がアーヘン工科大学においてミニセミナー開催

「2019年度国際的な共同研究推進のための派遣・招へい支援プログラム ANNEX活用枠」を用いて、デュッセルドルフ大学に派遣中の科学技術創成研究院・今村壮輔准教授が、10月15日にアーヘン工科大学を訪問し、セミナーを行いました。

このセミナーは、アーヘン工科大学のFuel Science Center (FSC)で行われるFSC Seminarの一つとして開催されたもので、アーヘン工科大学の学外の方へも公開されています。セミナーの前にはiAMB (Institute of Applied Microbiology)のラボ訪問もあり、微生物を用いた有用物質生産について意見交換すると共に、実際に物質生産を行なっている培養タンクや関連する研究施設等、興味深い視察ができました。

今回のセミナーのテーマは、”Underlying Regulatory Mechanism of Oil Accumulation in Microalgae to Enhance Its Biofuel Potential”(微細藻類におけるオイル生産を調節する基本制御系の解明とその応用)で、Fuel Science(燃料科学)に興味のある学内外から約30名の参加がありました。セミナーでは、今回の発表内容を踏まえてこれからの研究の展望、ラージスケール培養における藻類油脂生産の問題点、生産コストをどの様に下げていくのか等に関する熱心な質疑応答がありました。

今回、アーヘン工科大学には、今村准教授の研究を紹介する機会を提供いただきましたが、Tokyo Tech ANNEX Aachenとしても、今回の話を次のステップにつなげていくとともに、今後もこの様な機会をさらに作って行きたいと考えております。

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